狸の詠日記

日々の暮らしを狸が句に詠みます

2005-03

風にそよぐ すぎなのみどり つくし植える

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つくしを摘んできたのでハカマをとっていたら
一本だけ根のついたものがあった
こういうのを見るとどうしても育ててみたくなり
早速穴あきバケツに植えてみる

この小さなつくしが
やがてスギナとなって風にそよぐ様子を思い浮かべながら
身近に自然を味わい楽しみたいと思う

買い物袋の 土は根ばかり ほうれん草

スーパーの買い物袋に土を入れて育てていたほうれん草を
今日はもうすべて収穫して土をひっくり返してみた

すると土の中はほんんど根ばかりで
さすがに浅い土の中でたくさんの苗を育てようというのは無理があると実感する

ほうれん草 春菊廿日大根 大豆蒔く

今日は堆肥も腐葉土もしっかり入れたぜいたくな土をつくって
ほうれん草、春菊、二十日大根そして大豆をまいた

この大豆は
枝豆用の種ではなく普通の食用大豆
これが昨日まいた枝豆用の種とどう違う結果が出るのかが興味津々

苗札挿す 袋も廃器も 襟正し

今日は野菜の種を色々まいた
(枝豆、ふだん草、モロヘイヤ、ニンジン、ネギ、ニラ、バジルなど)
使った容器は
米袋にスーパーの買い物袋、マーガリンやアイスクリームの空き容器と
相変わらず廃物ばかりだが
それぞれにちゃんと名札も立ててもらい
整然と並んでいる

復活祭 ピアノの音色 わくように

今日の復活祭から
孫娘が本格的に教会のピアノ伴奏をするようになった

歌にあわせるように気づかう様子が
穏やかな音となってわくように流れていく

豆の花 急ぐことでは なかりしが

夕食後
孫たちのためにちょっとレアチーズケーキでもつくりましょうと
気軽にはじめたはいいけれど
今日は卵黄と砂糖がいつまでまぜてもクリーム状にならないので
たちまちパニックになってしまった

一度パニックになるとどうしていいかわからなくなる狸は
とにかくあせりすぎ、急ぎすぎて
仕上げが雑なことになってしまった
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あとから考えてみれば
何も急ぐ必要などなかったのに
もっと落ち着いて作ればよかったとちょっと後悔する

外では豆の花が悠然と咲いている
こののんびりした穏やかな姿に
自分を恥ずかしく思う
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会いたきもの まだゐると聞く ジョウビタキ

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ジョウビタキの丸ちゃんがまだ居ると聞いて
それはぜひともまた会いたいものだと思う
狸の畑に来てくれる姿はとても可愛かった・・

色浮かぶ 豆の蕾に 朝日差し

雨上がりの朝
暖かな日差しの下で豆の杖を更に伸ばす作業をする
たくさんの蕾に色がついてきて
いつ咲くだろうかととても楽しみだ

そんな穏やかなお天気もその時限りで
その後お天気は一転して荒れ模様になり
夜にはみぞれが降り出した

眠りより 覚めしイチゴの 花太る

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イチゴの苗が勢いづいてきた
はじめ小さなお花しか咲かないので心配していたが
今は立派になってきている

花椿 咲くにこやかに 語りつヽ

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活け花にしてもすぐに散ってしまう椿だが
このたびの花は結構長持ちしている

椿の花同士で
「もうちょっと咲いておこうか」
などと話しているみたいだ

土をまぜ 鉢に土入れ 並べ置く

いよいよ夏野菜の種まきの頃となった
鉢に土と腐葉土を混ぜて入れながら
ぼつぼつ準備を進める

菜の花の 蕾日々 増し行けり

花粉症対策として
菜の花のつぼみを食べ続ける「つぼみ菜療法」を実行しているが
このところ菜の花もどんどん花芽が増えてきて
今度は小松菜にもつぼみが出てきた

この調子で行けば
4月いっぱいくらいはずっとつぼみ菜がありそうだ
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種を蒔かん 今日採れし菜に 誘われて

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今日は高菜がたくさん収穫できた
本来はアクの強い野菜だが
うちで採れた高菜はゆでてもあまりアクが出ない
味の方もそのままおひたしで食べても美味しいくらい甘味がある

結構良く出来ているじゃないかと思うと
嬉しくなってまた種を蒔こうと考えている

枝のとめ方 定まらぬまヽに アカシアを

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活け花の本を眺めては
自分なりに活け方などを考えているこの頃
今日はアカシアを入れようとしたものの
なかなか枝が止まらず四苦八苦、、


じゃがいもと アスパラガスの芽 豆の蕾

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待ちかねたジャガイモとアスパラガスの芽が出来てきた
そして豆の蕾も
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まびきほうれん草は お弁当に

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発泡スチロールの箱で育てているほうれん草を
明日のお弁当用に間引いてみる
小さな箱で育てているわりには
こうして収穫するとそこそこの量になるのが面白い



大根・にんじん ほうれん草 みんな意外

ninjin315.jpg

にんじんが
横になったまま大きくなっている
この小さな鉢の中で一体どのようになっているのだろう

大きくなりそうもなかった大根が太り
ビニール袋で育てているほうれん草も大きくなっている

あれもこれも意外なことばかり

今日もまた 四角に焼けし フランスパン

昨日、今日と
久しぶりにフランスパンを焼いてみた

フランスパンと言っても
自動パン焼き機ホームベーカリーで作るのだから
形は食パンと同じ四角のパン

どうも見かけはフランスパンとは言いがたい・・
と思うけれど
孫息子は結構気に入っている様子

一本だけに なると太る ブロッコリィ

昨秋遅く種まきしたブロッコリーの苗が
いつまでたっても大きくならないので
仕方なく1本だけ残してあとは処分した

すると
急にこの一本が大きくなり始め
これは早まったことをしたのかとちょっと悔やまれもする

でも
多分この一本だけ残るくらいがちょうどいいのだろう
何しろ限られたスペースでのコンテナ栽培なのだから
たくさん残したままで夏野菜は作れない

思えばあの方領大根もそう
一本だけ残した大根は立派に太り
今は花芽をつけている

一本だけ残っていれば
あのあと一体どうなっただろうといつまでも気にせずにすむ
そう、これは実験株みたいなもの

見たきもの アスパラガスの 土の中

なかなか芽が出てこないので
もしかして枯れてしまったのかと心配しているアスパラガスの土が
どうもちょっと盛り上がっているように見える

掘ってみたいが我慢我慢、、、

沈丁花 椿まだ幼き 猫柳

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今日は
沈丁花、椿といった早春のお花に加えて
まだまだ新芽の小さな猫柳も活けた

春のお花は実に生き生きとしていて
活けていてとても気持ちがいい
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迎春花 祈りは聞かるヽ かも知れず

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もうずっと前から
足のことを気にして不自然な歩き方をしてきたが
今日からはそれをやめることにした

勇気をもって踏み出してみると
意外なことに痛いどころか気持ちがいい

何とかならないものかとお祈りしてきたけれど
もしかすると治るかもしれない

とりあえず治らなくても
今日、今が楽なのだからそれで十分嬉しい

迎春花と呼ばれる黄梅が咲いている
「迎春花」という響きがいい

大根の土 二色(ふたいろ)に してしまう

大根を植えていた土で夏野菜を作ろうと計画していたのに
ちょっと苦土石灰を入れすぎたのが気になって
つい他の土も混ぜて二種類にしてしまった

せっかく輪作について本も色々読んでいたのだが
残念残念、、

若人は 春のかおりが するという

学校から帰ってきた孫息子が
「今日は家の中が春の香りがするね」と言う

春の香りとはどういう香りのことなのかとたずねたら
「布団を干したにおい」なのだそう

今日はとても良いお天気で
シーツもきれいに乾いた
そのお日さまをあびたにおいが
部屋中に広がっているのだという

ちょっと詩人みたいなことをいうのがおかしかった

春残照 きのうもきょうも 助けられ

昨日は干し大根を焦がしかけたが
今日は外で野菜に夢中になっていて
大豆を焦がしてしまった

でも、昨日と同様
鍋に水がないのに気づいた娘が火を止めてくれたから
大事に至らずにすんだ

昨日のちょっと焦げかけた干し大根もちゃんと食べられたし
今日の一部黒くなった大豆は
香ばしくてむしろ美味しかった

何をやってもおぼつかなくて
今や山に消え入りそうな状態の狸だが
こうしていつもぎりぎりのところで助けられている

しゅうしゅうと 踊る鍋蓋 春の夜の

干し大根を火にかけ煮えるのを待つ間
コタツに入って種まきのことを考えていたら
すっかり頭の中は種でいっぱいになり
干し大根の存在を忘れてしまった

そこへ孫息子がやってきて
「なべがしゅうしゅういってるよ」
と、教えてくれた

急いでいってみるとすでに煮汁はなく
底が少しこげていた
あ〜あ、失敗失敗、、、

ひとつのことに夢中になると
つい他のことがおろそかになることが多いこの頃。。

焼きチーズケーキは 知らない 景色

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初めて焼くタイプのチーズケーキを作った
オーブンをのぞいて見ていると
見る見るうちに膨れだすのに驚き
そして
焼きあがってオーブンから出すと
見る見るうちにしぼんでいくのにまた驚く

山吹の みどりの枝を 「ほう」と受く

生け花に添える山吹の枝を渡されて
想像していたよりも細くて頼りなげな様子に
心の中で「ほう、、」とつぶやく

それと同時に
この細い枝からあの美しい花が咲くことを想像すると
また「ほう、、」と思う


*「ほう」・・・感嘆し驚いた時に出す言葉にならない言葉

いきおいの つきし菜の花 日々のぞく

まだまだ寒いけれど
菜の花は確実に勢いを増している
それが嬉しくて
毎日のぞきこむのが日課となっている

生け花の 本に赤茄子 ありました

ナスの接ぎ木苗の台木に使われているという赤ナス
一体どんなものかと思っていたら
生け花の本に花材として載っていた
小さなトマトのようでとても面白い

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野菜栽培&パンやお菓子を作ることが大好きなtanuki(=kimiの母)です

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